ふっくらマズルの作り方
目次
2つのマズルの違いが分かりますか?
A
B
よーく、見てください。
Aは鼻先の毛がアウトラインになっているのに対し、
Bは頬の毛がアウトラインとして見えています。
鼻先の毛だけ
頬を含めた
マズル全体
つまり、マズルを形作っている範囲が全然違っています。
Rusk流:マズルは重心で作り分ける
Ruskでは、
A=上前重心 B=後ろ下重心と呼び
骨格やオーダーに合わせてマズルの作り方を変えています。
上前重心
後ろ下重心
よくある悩み「毛が垂れてしまって可愛くできない…」
マズルを大きく横長に作ろうとすると、
「毛が垂れてしまって可愛くできない…」
という経験はありませんか?
上前重心と後ろ下重心の特徴
上前重心では、鼻先の毛しか使えないので、毛が長いと形が安定しません。
一方、後ろ下重心では、頬の毛も使えるので、大きく安定したマズルを作ることができます。
耳との繋ぎ方に正解はない
「マズルと耳の繋ぎ方」について、明確な答えはありません。
大事なのは、「どこまでマズルにするか」を最初に決めることです。
今回は“後ろ下重心マズル”の作り方を紹介!
多くの方が、上前重心でマズルを作ってると思うので、
今回は”後ろ下重心マズル”の作り方を紹介したいと思います。
「なんか違う…」そう思った時は、後ろ下重心を試してみて下さい。
後ろ下重心マズルのカット手順(5ステップ)
①顎下を喉奥まで「まっすぐ」切る
②作りたいマズルの大きさに合わせて大体の幅を決める
③目尻の毛は少し長めに残し、決めた幅で真下に向かってカット
奥行きの目安はこれくらい
④横から見て①と③が合流する場所で繋げる。
⑤好きなマズルの大きさに整える(せっかく作った頬の毛を無くさないで!)
よくある失敗に注意!
❌いつもの癖で、顎下を取りすぎないように注意です!
韓国ベアに学ぶ“奥のライン”
ちなみに、韓国ベアの「このライン」は、頬よりも奥、後頭部下部がアウトラインとして見えています。
見えている形が全て、
手前にあるとは限りません。
ご視聴ありがとうございました!
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